【営業の交渉術】家庭でも応用可能!簡単にお願いを聞いてもらう方法

交渉 ▶サラリーマンの悩み

他者に対してお願い交渉をしたいが、「どういう言い方で伝えたら良いかわからない」という時ありませんか?

おこづかいを上げて欲しい

家事を手伝って欲しい

引っ越す時に家賃交渉したい

アルバイトで時給を上げて欲しい

など、いろいろな場面があるのではないでしょうか?

営業は顧客に対して、【サービスを利用してもらう】【商品を買ってもらう】【価格決定をする】などの交渉を穏便かつ円滑に進めることを本業としています。

営業の交渉術は、一般的にも利用できるスキルだと思いませんか?

私は現役営業として、10年以上様々な交渉をおこなってきましたので、実際に体験して学んだ営業としての知識やノウハウやがたくさんあります。

というわけで今回は、誰でも使える自分の希望を円滑に叶える方法について、ご紹介させていただきます。

こんな方におすすめの記事です!
  • 自分の希望が上手く伝えられない
  • 交渉する上で具体的な方法を知りたい
  • 自分の状況と比較したい
  • 一般論ではなく、実際に実践している人の具体的な意見が聞きたい

結論:交渉は事前準備がすべて

前提:交渉とは

前提として、交渉というのは下記を意味します。

交渉とは、利害関係のある二者(もしくは複数)が、互いの要求を主張して、最終的な妥結点に到達するプロセス。交渉の構造とは、そもそも交渉の相手となる関係者は誰か、交渉の争点は何か、争点の妥結可能性の範囲と各関係者の利益あるいは損失との関係などである。

つまり、一方的に要求を飲ませることではなく、「コレはやるから、ソレはお願いね。」という交換条件の設定ですね。

前提として、等価交換が原則です。

何も与えずに何かを得られるものではないので、注意しましょう。

1個ではなく、何個かまとめて希望を交渉する

交渉の鉄則として、2~3個以上の希望項目を用意しておき、一度にいくつかの交渉を行います。

おこづかいを上げて欲しい」場合を例としてご説明させていただきます。

希望が1個だけの場合

いろいろ頑張ったので、おこづかいを上げてください!

なんで?

<br>

かくかくしかじかで、こういう理由です!

ん~なるほど~

でも家計も余裕ないから難しいかな。

瞬殺です。

よっぽど正当な理由が無い限り、一回で受け入れられるのは難しいでしょう。

しかし、複数の希望を一気に交渉することで、その中のいくつかは交渉成立する可能性が上がります。

希望が複数の場合

いろいろ頑張ったので、おこづかいを上げてください!

あと、車も買い換えたいし、ゲームも欲しいです!

なんで?

<br>

かくかくしかじかで、こういう理由です!

ん~なるほど~

じゃあ今回はゲームだけならいいよ。

となる可能性もあります。

希望が1個の場合は、交渉の議論がその1個に対して【有りか無しか】になってしまいますが、

希望が3個ある場合は、 交渉の議論が3個に対して【1~3のどれならOKかの選択】に切り替わります。

つまり、交渉には等価交換の心理が働くため、全部だめと言いにくい状況を作ることができます。

上記は極端な例ですが、いくつかの希望を用意しておき、これはあきらめるから、これはお願いしたいという手札を多く持っている方が交渉を有利に進めることができ、本当に叶えたい希望に誘導することができます。

これからは洗い物するから、おこづかいを上げてください

車買うのは我慢するから、おこづかい上げてください

どちらも等価交換の様に見えますが、後者は実際には何も失ってませんよね?

「実はそれほど車が欲しくない」などの場合は更にメリットがあります。

自分にとってはそこまで価値が高くないものだが、相手にとっては価値が高いものを交渉材料にすることが最も理想的です。

理想のゴールを決めておく

引き続き、「おこづかいを上げて欲しい」場合を例とします。

現在2万円のお小遣いだとした場合、そこからいくらにしたいかの最高値を考えておきます。

いきなり4万円は無理だろうけど、3万円ならもしかしたらいけるかな?

他の例

家事を手伝って欲しい」 ⇒食器洗いを毎日して欲しい

引っ越す時に家賃交渉したい 」 ⇒この物件で10万円で住めたら良いな!

アルバイトで時給を上げて欲しい」 ⇒この環境で時給1500円なら良いな!

※これ以上は現実的ではないよねというギリギリのラインで設定することが重要です

最低ラインを決めておく

引き続き、「おこづかいを上げて欲しい」場合を例とします。

現在2万円のお小遣いだとした場合、今度は逆に、最低でもこのくらいは欲しいという最低ラインを考えます。

2.5万円は最低でも欲しいな

他の例

家事を手伝って欲しい」 ⇒食器洗いを週一でいいからして欲しい!

引っ越す時に家賃交渉したい 」 ⇒この物件で13万円までなら住んでもいいかな!

アルバイトで時給を上げて欲しい」 ⇒この環境で時給1200円までなら働いても良いな!

※これ以下だったらこの話は無しにするというギリギリのラインで設定することが重要です。

他の交渉材料を用意しておく

引き続き、「おこづかいを上げて欲しい」場合を例とします

そもそも、おこづかいを上げて欲しいと考えた理由があると思いますので、それをまとめます。

  • 毎月苦しい ⇒おこづかいが少ないことによって、節約するために一駅歩いたり、お昼を少なめにしたり負担になっている 
  • 他と比較して安い ⇒同じ環境の同僚よりも安いという事実
  • 欲しいものが買えない ⇒おこづかいはそのままで、欲しい時に変える追加料金型でも可

交渉の結果、実際に希望が叶わなくとも、ダミーの交渉材料として用意しておくことが重要です。

準備した情報をまとめておく

通常2万円のおこづかいを上げることを最優先にした場合、他の交渉材料も一緒にまとめておきます。

希望・お願いお小遣い
を上げたい
ボーナス時は
お小遣い追加

欲しい
ゲーム
欲しい
毎月
苦しい
他の人より
安い
欲しいものが
買えない
理想のゴール3万円通常よりも
追加で3万円
次のボーナス
で購入
今月中 節約分
精算
他の人と
同等
都度
精算
最低ライン2.5万円追加なし来年でも可 あきらめる 従来
通り
従来
通り
従来
通り

まずは、理想のゴール内容を伝え、そこからひとつひとつ交渉を進めて行きます。

いろいろ頑張ったので、おこづかいを上げてください!3万くらいになりませんか?

あと、車もそろそろ買い換えたいし、ちょうどやりたいゲームが発売されました!

ボーナスの時も少しお小遣い追加して欲しいです!

急になんで?

<br>

お昼代とか交通費とか実は毎月苦しいし、他の人よりお小遣いが安いことを知ってしまいました。あと、ゲームなどの突発的な欲しいものも買えないため、気分転換したいです。

ん~なるほど~

でも他の人は他の人だよ。そんな一気にいろいろは無理だよ。

じゃあお小遣い3万円だけでも!

え~じゃあ2.5万円でどう?

ん~。

わかりました。よろしくお願いいたします。

(よっしゃーーー)

となる可能性もあります。

これ程上手くいくことは稀ですが、一つ一つ丁寧に交渉材料を活用することで、丸腰の状態よりも効果的に交渉を進めることができます。

【理想のゴール】と【最低ライン】の間で交渉成立すれば、あなたの勝ちです

関係ないように見えて、他の交渉材料の用意は効果がありますので必ず用意しましょう。

刀一本で戦うよりも、小刀や手りゅう弾などの効果的な武器をたくさん揃えましょう!

これをあきらめてくれたから、これくらいしてあげようかな」という気持ちにさせることが重要です。

沈黙を活用する

「沈黙」も営業の交渉技術の一つです。

交渉をする際に、自分の意見を伝えた上で、「無言の間」が怖くなり、間を埋めるようにしゃべりたくなりますが、交渉の際には沈黙を活用しましょう。

交渉に慣れていないうちは、用意していなかった余計なことを言ってしまい墓穴を掘る可能性もあるため、沈黙を恐れずに落ち着いて交渉しましょう。

おこづかいを3万円にしてください!

え~2万でいいじゃん

・・・。

じゃあ2.5万円?

OK!

まとめ

今回は、誰でも使える自分の希望を円滑に叶える方法について、ご紹介させていただきました。

おこづかいの交渉事例以外にもたくさんの活用が可能ですので、ぜひ試してみてください。

自分の希望が上手く伝えられない方や、交渉する上で具体的な方法を知りたい方の参考になれば嬉しいです。

また、今回の方法は転職条件の交渉の際にも役立ちます。

別途「IT業界への転職」に関連した記事もご紹介しておりますので、あわせてぜひご覧ください

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