「黄色い蜘蛛」を家で発見したことはないですか?
「蜘蛛って害虫ではなく、益虫でしょ?」
「まさか毒は無いでしょ?」
「近づかなければ大丈夫でしょ?」
「犬は大丈夫なんじゃない?」
いろいろ気になるところはあるのではないでしょうか?
ある日、洗濯物を干そうとしたら、見たことない「黄色い蜘蛛」を発見しました。
珍しいと思い、なんとなく調べてみたところ、猛毒蜘蛛の「カバキコマチグモ」にそっくりです。
我が家は「ミニチュア・シュナウザー」を飼っており、愛犬が食べてしまわないか不安になってしまいました。
普通の街の普通のマンションのベランダにそんな猛毒蜘蛛がいるのか、怖くなって更に調べてみましたので、今回は「家庭に出没する黄色い蜘蛛」についてご紹介させていただきます。
※最後に蜘蛛の実物画像を載せてますので、見たくない方はご注意ください。
- 蜘蛛が出現して困っている
- あまり多くの蜘蛛画像を見たくない
- 犬にとって安全か知りたい
- 実際に犬を飼っている人の具体的な意見が聞きたい
結論:「カバキコマチグモ」以外の黄色い蜘蛛は無害
家に出る「毒蜘蛛」について
日本にはおよそ「1200種」の蜘蛛がおり、そのほとんどは何らかの毒をもっているそうです。
しかし、蜘蛛の毒は、餌となる昆虫や小動物の動きを封じる程度の毒性であり、人間に危害を及ぼすような強い毒性はありません。
そんな中、黄色い蜘蛛のなかで1種類だけ、毒性が極めて強く、人間に危害を与える可能性がある蜘蛛がいます。
それが「カバキコマチグモ」なのです。
猛毒蜘蛛「カバキコマチグモ」について

注意すべき黄色い蜘蛛は「カバキコマチグモ」だけということですね!
生息地
沖縄県を除く、日本全国に広く生息している。
主に草原や河原、水田などに生息していて、イネ科植物の葉っぱを丸めて巣を作ります。アウトドア趣味では注意が必要ですが、日常生活のなかで、この蜘蛛を見かけることはほとんどありません。
発生時期
6月~9月(成体)
カバキコマチグモが最も攻撃的になるのは、恋の季節の6月から産卵期の8~9月にかけてとのことです。オスは巣を作らずに徘徊するため、民家に入ってくる例もありますし、産卵期には巣の卵を守るメスが神経を尖らせています。
サイズ
【オス】体調約0.8cm~1.0cm
【メス】体調約1.2cm~1.5cm
毒性
フクログモの仲間で、猛毒をもつことで知られています。
強い毒性をもつが、量が少ないため、多くの場合は数日で回復するそうです。(ただし、症状は体質により、個人差が大きい。)
「猛毒動物最恐50」(今泉忠明著)によると、カバキコマチグモの毒の半数致死量(LD50)は0.005mg/kgとされ、その毒性は世界最強の毒蛇とされるインランドタイパンよりも強く、ハブクラゲ(LD50=0.008mg/kg)に次いで猛毒ランキングの第6位にランク付けされています。
幸いにも、カバキコマチグモは牙が小さいため、注入される毒量も少ないことから人間が死亡した事例はあまり無いようですが、咬まれると針でえぐられるような激痛が走り、吐き気や頭痛などの症状もあるそうです。
特徴
メスのカバキコマチグモは強烈な母性愛の持ち主で、卵が孵化し最初の脱皮を迎えるまでは、懸命に外敵から子どもを守り続けます。ところが、孵化した幼体は母親の身体を餌として食べてしまうそうです。恐ろしいですね。
性格
積極的に攻撃的してくるような性格ではないので、不用意な刺激をしないことが第一です。カバキコマチグモに咬まれる原因は、巻かれた葉をいたずらに開き、巣を壊してしまうことによって咬まれるケースが多いです。イネ科の植物の刈り取りをする場合は素肌を出さず、注意して行いましょう。

普段はおとなしいけど、怒らせたら怖いタイプですね!
咬まれたらどうなるか?
非常に強い毒性をもつ蜘蛛のため、咬まれると激しい痛みに襲われます。
咬まれた箇所は赤くなり腫れますが、その症状は個人差が大きいようです。一般的に症状は通常2~3日間、一部は2週間も続くことがあり、重症の場合、吐き気や頭痛、発熱、ショック症状なども起こす場合があります。
ほとんどの場合は心配いりませんが、咬まれたら医療機関に受診しましょう。咬まれた場所だけでなく、全身症状につながるケースもありますので、油断は禁物です。
【応急処置】
・水で洗い、患部を清潔にするとともに、冷やすこと。
・ステロイド系軟膏を塗ること
症状があまりにひどく、痛みが大きい場合は、鎮痛剤を処方してもらうケースもあります。
ステロイド系軟膏とは、下記のような一般的な商品でも問題ありません。
下記から詳細画面(購入画面)に進めます。

虫刺されにはやっぱり「ムヒ」!
犬は蜘蛛を食べても大丈夫?
我が家の「ミニチュア・シュナウザー」は室内に出没する蜘蛛(一般的な黒いやつ)を見つけると、口の中で転がしながら遊んだりしてしまいます。
遊ばれてしまった蜘蛛のなれの果てが、その辺に転がっている時もありますが、そのまま飲み込んでしまうこともあります。
一般的な蜘蛛は、ただの良質なたんぱく源なので問題ありません。
しかし、「カバキコマチグモ」の場合はすぐに動物病院へ連れて行ってあげましょう!

「カバキコマチグモ」は(犬も人も)食べないようにしましょう!
「カバキコマチグモ」が出現してしまったら

調べてみたところ我が家に出現した「黄色い蜘蛛」は、カバキコマチグモの特徴に当てはまり、しばらくベランダに出るのが怖くなってしまいました。
もし、出現した場合は、なるべく刺激せずに長い棒などで家の外へ移動させることをお勧めします。
今回我が家に出没した蜘蛛の場合は、そこまで動きは早くなかったため、割り箸と布団たたきのフル活用で対処できました。(蜘蛛にも個人差はあると思いますのであくまで参考までに。。)
しかし、また来たらどうしましょう。。。
愛犬が食べてしまう危険性も考えてしまいます。
何度も出現する場合は、プロに任せるしかなくなりますので、早めに対処しましょう!
害虫駆除の業者などもありますので、参考に添付させていただきます。
下記をクリックして詳細をご確認ください。


第一には「近づかない」
どうにもならなかったらやっぱりプロに任せましょう!
蜘蛛が出やすい家の共通点とは?
蜘蛛の巣を取り除いても、気付いたらまた同じ箇所に巣が張られていて落胆することもあるのではないでしょうか?
それもそのはず、蜘蛛には何度も同じ場所に巣を張ろうとする習性があるからです。
軒下や玄関などのよく張られる場所に、雨にも強い撥水成分シリコーン配合のエアゾールタイプの殺虫剤をスプレーしておくと、ツルツルと滑る効果のおかげで巣張りを防止でき、また見かけた蜘蛛に直接スプレーすれば駆除できる商品もあります。
蜘蛛は薬剤に特別強いわけではないので、蜘蛛専用または不快害虫用エアゾールタイプの殺虫剤などで簡単に駆除できます。
基本的には屋外にいるはずのクモを、家でたくさん見かけるとしたら、家の中にクモのエサが多いからかもしれません。
蜘蛛がよく出る家の共通点、それはエサとなるような「小さな虫やゴキブリがたくさんいる」可能性が高いということです。
エサとなる虫も同時に駆除しておくことで、クモの侵入も大幅に減らせるはずです。
下記から詳細画面(購入画面)に進めます。
まとめ
今回は、「家庭に出没する黄色い蜘蛛」についてご紹介させていただきました。
結論は下記のようにまとめさせていただきます。
- 家に出没する一般的な「黄色い蜘蛛」は基本的に問題ない
- しかし、「カバキコマチグモ」だけは注意が必要
- 出没した場合は、長い棒で慎重にお引き取り願う
- 難しい場合、何度も出没するなどの場合は、プロにお任せ
どこの家庭のベランダにも出没する可能性はありますので、ご注意ください!
大好きな犬のために黄色い蜘蛛について知りたいという方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
最後に、『犬が大好き』なあなたへ朗報です!
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また、愛犬のための「おすすめ商品記事」ベスト3をご紹介させていただいておりますので、下記を参考にご覧ください。



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