雨が続き、愛犬のおしっこやうんちができなくて困っていませんか?
「家のトイレでしてくれない」
「我慢させるのも膀胱炎などの病気が心配」
「とはいえ、雨の中で外に出るのも風邪などひかないか心配」
いろんな心配があるのではないでしょうか。
我が家も「ミニチュア・シュナウザー」と暮らしており、雨嫌いで外に出たがらずにいつも困っていました。
そんな中、我が家ではいくつか対処方法(ルール)を設定したことで、解決することが出来ましたので、今回はそちらをご紹介させていただきます。
【結論】
愛犬の「習性」を踏まえたルールを設定する
※活発な愛犬でも、シャワーヘッドを変えるだけで、愛犬も、飼い主も、【負担なく!ラクして綺麗に!節水も出来る!】ので、こちらもおすすめです!
愛犬に負担の多い「シャワーヘッド」
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美容に優れたシャワーヘッドは、ミスト状の柔らかい水圧で洗浄できるため、愛犬にとっても負担が少なく、汚れも落ちやすいのです。
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そもそも雨の日に散歩は行くべきか?
犬には、小型犬から大型犬までさまざまな犬種があります。
チワワやトイ・プードルといった体の小さな犬やミニチュア・ダックスフンド、ウェルシュ・コーギーといった足の短い犬種は、地面からの距離がより近いので、雨の日は道路の水や跳ねた泥がお腹について、体が汚れやすくなります。
また、雨の中のお散歩で体が冷えて風邪をひいてしまう、体調を崩すといったリスクも考えられます。
こういったことから、愛犬の健康状態を考えて、雷雨やどしゃぶりの大雨といった悪天候の中で無理をしてお散歩に行かなくてもよい場合もあるでしょう。
しかし、「トイレを外でする習慣のある犬」や「外飼いの犬」の場合は、荒れた天気の中でも排泄のためにお散歩をさせてあげる必要があります。
他にも、梅雨になると毎日雨が降り続き、連日、家の中で過ごす時間が多くなりがちですが、運動する時間が少なくなると犬のストレスがたまってしまいます。
犬はストレスがかかると無駄吠えをしたり、室内でいたずらをする、誤飲・誤食を起こす、家の中で急に走り出すといった行動をしたり、体調不良を起こすこともあります。家の中でトイレができる犬の場合も、ストレス発散のために無理をさせない範囲で、できれば毎日お散歩に行ったほうがよいでしょう。
特に大型犬や運動量の豊富な犬種は、運動不足解消のために、雨の中でもできるだけお散歩に行くことをおすすめします。
どうしてもお散歩に行けない場合は、そのぶん、家の中でいつもより多く一緒に遊んだり、ふれあうなど、積極的にコミュニケーションをとることを心がけましょう。
ミニチュア・シュナウザーの「トイレ」について
ミニチュア・シュナウザーはとても賢く、トイレトレーニングは比較的簡単な方です。しかし、覚えが良いため、一旦間違った方法を覚えてしまうと、覚え直すのが難しい場合もあります。
最初が肝心ですので、確認しておきましょう!
【一発で成功】わが家のトイレトレーニング方法
方法はいたってシンプルです。
ケージ内に「トイレ」を配置し、そのトイレに「しつけ用スプレー」を振りかけて、あとはひたすら待つだけです。
最初は他の場所に失敗してしまう可能性もありますが、失敗したときは静かに掃除し、成功したときは思いっきり褒めてあげましょう!
ちなみに、我が家が利用している「トイレ」と、「しつけ用スプレー」は以下です。
トイレは「レギュラー」と「ワイド」のサイズがありますが、
ミニチュア・シュナウザーは「ワイド」がおすすめです!
トイレトレーニングのポイント
叱らない
「トイレトレーニング」の最も重要なポイントは、とにかく叱らないことです。
トイレを失敗して怒っても、犬はなぜ怒られているのかわかりません。
「排泄をしたら怒られてしまう」と勘違いして学習してしまうと、目の前で排泄をしない犬になってしまいます。
犬にとって排泄は気持ちいい行為です。上手にトイレで排泄できたら思い切り褒めてあげましょう。ドライフードを1粒あげるなどして褒めてあげると、『トイレで排泄すると良いことが起きる』ということをすぐに学習します。
また、おしっこをするときに「トイレ」や「ワンツー・ワンツー」などと声をかけ、トイレのコマンド(合図)として定着させておくと、引っ越し後などもすんなりとトイレの場所を覚えさせることができます。
なかには飼い主の気を引くために、わざと間違った場所でおしっこをする犬もいます。そのような場合には、犬をクレートに入れるなどして飼い主が見えない場所に連れていき、犬がいない間に掃除をしましょう。
体罰を与えない
叩いたり、おしっこしたところに鼻を押し付けたり、おしっこの失敗のたびに体罰を与えていると、犬の心は傷ついてしまいます。
前述したように「おしっこをしたら叩かれる」と覚えてしまい、隠れて排泄するようになってしまうかもしれません。
大騒ぎしない
「きゃー!!おしっこしてる−!!」なんて大騒ぎしたら大変です。
犬は自分に関心を持ってくれたと嬉しくなり、飼い主の興味を引くために排泄ようになってしまいます。
内心は焦ってしまっても犬の前では平常心を。かっこいい飼い主を演じましょう。
トイレを清潔に保つ
犬は『キレイ好き』で、汚れた場所で排泄するのを嫌います。トイレは常にきれいに片付けをしておきましょう。トイレトレーニングが完璧でもトイレが汚れていたら失敗してしまう可能性は十分にあります。
留守の時間が長いときに備えて、トイレは大きいものを用意しておきましょう。
トイレと間違いやすいものが部屋に置かない
部屋に新聞紙やタオルがあったりすると、犬はトイレと間違えて排泄してしまうことがあります。
心配な方は、愛犬が子犬の間だけでもカーペットを外すことを検討しても良いかもしれません。
人間にとってはただのカーペットでも、犬にとって大きなトイレと勘違いしてしまう可能性もあるようです。
邪魔できない状況で片付けする
眼の前で後片付けをしていると、遊んでもらえると思ってじゃれてくる子もいます。
犬はサークルなどに入れて邪魔されない状態にして片付けをしましょう。
匂いを残さない
失敗した場所におしっこの匂いが残っていると、犬の習性で同じところにおしっこしてしまいます。
同じ失敗をさせないように片付けをした後は消臭スプレーをしっかりとかけましょう。
わが家では、犬にも安心なクエン酸を使用しています。消臭に気をつけていると、失敗した場所でおしっこをすることはなくなりました。
詳細は下記もあわせて参考にご覧ください。
トイレのタイミング
おしっこやうんちのタイミングは、以下の通りです。タイミングを見てトイレに導きましょう。
- 寝起き
- 食後や水を飲んだあと
- 興奮したあと
- 遊びや運動をしたあと
- 室内で自由にしているとき
また、一般的なトイレのサインは以下の通りです。
- 床や地面の匂いをくんくん嗅いでトイレする場所を探す
- その場でくるくる回り始める
このようなサインが出たら、
トイレに誘導してあげましょう!
ミニチュア・シュナウザーの「散歩」について
ミニチュア・シュナウザーは、小型犬ながら活発で運動量の多い犬種です。
また、かつて小型の害獣駆除をしていたこともあり、室内の遊びだけでは物足りず、外に出てアクティブに動くことを好みます。
そんな「ミニチュア・シュナウザー」の散歩について、まとめさせていただきます。
ミニチュア・シュナウザーの散歩は「いつから」始める?
子犬のお散歩は、基本的にワクチンを接種してから2〜3週間後程度が目安です。
散歩をする上で接することになる「地面」には様々な危険があります。地面の匂いを嗅いだり舐めたりすることで、他の犬の病気をもらってしまうことも考えられます。
予防接種する前の子犬だと病気発症の危険性が高いため、必ず先に予防接種を済ませる必要があります。
また、予防接種を行ってもすぐに抗体が出来るわけではありません。完全に免疫が付くまでには少し時間が掛かります。そのため、十分免疫がついてからのお散歩をおすすめします。
ミニチュア・シュナウザーは運動量が多い?
「ミニチュア・シュナウザー」は、小型犬の中でも運動量が多いと言われている犬種です。
外に出て運動することはもちろん、家の中でもボールやロープを使って遊んであげましょう。
なお、ミニチュア・シュナウザーのような運動量が多い犬種は、運動不足がストレスに繋がります。ストレス発散の意味も込めて、毎日こまめに運動させることが大切です。
また、ミニチュアシュナウザーには食欲旺盛な子が多く、運動不足になると肥満になりやすい傾向があります。肥満にならないように、毎日運動させて体型キープに努めましょう。
「もう少しミニチュア・シュナウザーの特徴が知りたい」という方のために、別途まとめていますので、下記もあわせてご覧ください。
散歩時間(距離)の目安は?
「ミニチュア・シュナウザー」によっても個体差はありますが、散歩の目安は、1日につき【30分~1時間】程度必要と言われています。
一日につき、
「時間」でいうと、【30分~1時間】必要
「距離」でいうと、【2Km~4Km】必要
「歩数」でいうと、【3000歩~6000歩】必要
※1日一回の散歩でも、朝晩の2回に分けても大丈夫です。
最近ではスマホやスマートウォッチで簡単に測れますので目安にしてみましょう!
忙しくて2回も散歩に行けないというときは、1回の散歩時間を長くする、階段や坂など体力消費しやすいルートを選ぶなどの工夫をしましょう。
また、雨や台風など天気が悪くて散歩に出られない日は、室内でおもちゃを使って遊ぶ、家の中を走らせるなどして体力を発散させてください。
体力が有り余っていると、問題行動を起こしたり、体調不良にもつながりますので、十分に注意しましょう!
「体力が有り余っているとどうなるのか?」も別途まとめていますので、あわせてご覧ください。
運動や散歩の注意点
ワクチン接種前は外を歩かせない
前述の通り、ワクチンを打つ前の子犬は免疫が安定しておらず、感染症にかかりやすいです。安全に散歩や運動させるためにも、ワクチン接種が終わってから2~3週間後に外を歩かせましょう。
フンは必ず拾う
犬がフンをしたら必ず拾うことが最低限のマナーです。公共の場を汚さないよう、しっかり気を配りましょう。
お水を持ち歩く(給水、おしっこ対策)
特に夏場は喉が渇きやすいため、愛犬のために水を持ち歩くのが良いでしょう。
また、水を持っていれば愛犬のおしっこを洗い流すのにも使えます。人の家の近くなどでおしっこをするとニオイが発生し、トラブルの原因にも。そういった際には軽く水で流すのが吉です。
迷子札を付けておくと良い
リードをしていても、何かの拍子で迷子になってしまう可能性は否めません。特に子犬はとても元気に走り回るため注意が必要です。
万が一のために迷子札を付けておくと、保護してくれた方が連絡してくれる場合があります。
生後半年までは激しい運動を控える
生後半年以内の子犬は骨や筋肉が成長段階にあるため、体に負担をかけないよう注意してください。特に過度な運動や長時間の散歩などは控えましょう。生後半年を過ぎたら、徐々に成犬と同じ散歩や運動内容に変更してください。
夏場の散歩は時間帯に配慮する
地面から距離の近いワンちゃんは照り返しやアスファルトの熱を感じやすいため、人間より体感温度が高くなっています。それに加えてミニチュア・シュナウザーは暑さに弱い子が多く、夏場の散歩や運動時は「熱中症」に注意しなくてはいけません。
熱中症のリスクを下げるためにも、暑さのひどい夏は早朝もしくは地面の熱が冷めた夕方に外出しましょう。
雨の日は足裏のケガに要注意
雨の日はワンちゃんの肉球がふやけてしまい、ザラついたアスファルトでケガする恐れがあります。肉球を守るためにも、雨の日はペット用レインブーツなども活用して足先を保護しましょう。
雨の日の対処方法(わが家の愛犬の場合)
それぞれの愛犬の性格によって対処方法は異なると思いますので、今回はあくまでわが家の場合のお話をさせていただきます。その前提として、下記のような特徴をベースにさせていただきます。
- 成犬のミニチュア・シュナウザーのメス
- 通常散歩は一日2回(おしっこもうんちもその時にする)
- おしっこは家の中(トイレ)でも外(散歩中)でもする。
- うんちは通常外(散歩中)にするが、耐えられなかったら家(トイレ)でもする。
- 基本的には雨が嫌い(小雨は大丈夫だが、人が傘をさすくらいの場合は嫌がる)
- 一定量以上濡れると、逆に楽しそうになる
- カッパが嫌い(着てはくれるが、動きづらいのか動作が非常に鈍くなる)
- 芝生(公園)が大好き
「今日は雨降ってるんでしょ?行きたくないよ~」
比較のため、もう少し詳しい前提条件が知りたい方は、下記にて愛犬の紹介もしておりますので、参考にご覧ください。
雨の日でもトイレを済ませる方法
雨で外に出たがらない愛犬のために、我が家で実践している対処方法をご紹介いたします。
「小雨の場合」の対処法
そのままカッパ無しで散歩に行きます。
帰って来たらしっかり拭いてあげます。
「大雨の場合」の対処法
小雨を待つ
まずは小雨を待ちます。運よく小雨になったら前述の通り散歩します。
1日中小雨にならない時
丸一日(散歩2回分)待って家でうんちすることを期待します。
家でもうんちしない時
それでもうんちもしない、雨も止まない場合は、濡れる覚悟でカッパ無しで近所をササっと一周します。ここで短時間でうんちしてくれたらラッキーです。
帰って来たらしっかり乾かしてあげましょう。
それでもうんちしない時(最終手段)
それでもうんちをしない場合もあります。その場合は、最終手段でカッパを着せて本格的な散歩に出かけます。
しかし、前述した特徴により、カッパを着せると全然歩いてくれません。色々試しているうちに、近所の道だと全然歩かないものの、芝生(公園)だと歩くということに気づきました。
そのため、最終手段としては、私も愛犬もカッパを着て、近所の公園まで抱っこして行って、芝生で散歩しています。
ここまでしてうんちをしなかったことは今のところありません。
動きやすいカッパの用意
カッパが好きではない愛犬でも、動きやすいカッパであれば素直に着てくれます。
愛犬のサイズに合った動きやすいカッパを選んであげることも一つの選択肢となります。
別途、愛犬用の洋服などのグッズを取り揃えているサイトやお店をまとめておりますので、あわせて参考にご覧ください。
雨の日の散歩の注意点
他の犬種も同様ですが、特にミニチュア・シュナウザーの場合は、皮膚のトラブルが多く、何回も濡れることは避けるべきです。
雨の日に散歩をする場合には、どんな注意が必要なのかをまとめさせていただきます。
濡れて体が冷える
雨の日は、愛犬にレインコートやレインブーツを着用させていても、犬の体が濡れてしまうことがあります。この対策としては、オーバーオールタイプなど少しでも体が出る面積の少ないタイプのレインコートを選ぶことや、愛犬の体にフィットしたサイズの雨グッズを選ぶと、体が濡れる範囲も最小限で済むでしょう。
体が濡れることで起こるデメリットの1つに、愛犬の体調不良があります。雨が原因で健康な犬が風邪をひくことはめったにありませんが、体温が下がったりする場合もあるので、タオルで濡れた毛の水気をしっかり拭き、必要であればドライヤーで乾かしてブラッシングで整えるとよいでしょう。
また、上記の理由から、我が家ではシャンプーを含め、びしょ濡れになるのは多くても週一回程度にしています。
別途、「皮膚に優しいシュナウザー向けシャンプー」のご紹介もしておりますので、参考にご覧ください。
肉球が痛みやすくなる
雨の中を歩くことで、肉球がふやけて痛みやすくなるため、足裏を切るなどケガをする可能性もあります。雨の日のお散歩中に肉球を痛めやすい犬は、ケガをしそうなところは歩かせないようにすることを心がけましょう。犬用の靴やレインブーツを着用させるとケガの予防にもなります。
また、お散歩から帰宅したら、体だけでなく足裏もしっかり拭いて乾かすことも忘れないようにしてください。足裏はよく乾かさないと指の間が炎症を起こす指間炎を起こしやすくなります。タオルで水分を拭き取れない場合は、ドライヤーを使って指の間の毛をよく乾かしましょう。
肉球周りの毛を定期的にカットしておくと水が残りにくいので、こまめにお手入れすることをおすすめします。
子供や高齢者が散歩に連れていくときは事故に注意
雨の日は、玄関やマンホール、階段、側溝の網など、滑りやすい場所が多いので、飼い主さんが転倒しないように注意してください。雨の日のお散歩時には、傘やレインスーツで視界が狭くなるだけでなく、周囲の音も聞き取りにくくなるので、周りをしっかり見ながら見通しのよい道路を選び、リードをしっかり持って歩きましょう。
お子さんや高齢の方が犬のお散歩に行く場合は、人間がケガをする恐れがあるだけでなく、転倒してしまったり、リードが手から離れてしまうと、犬がびっくりして逃げてしまったり、トラブルに巻き込まれたり、交通事故にもつながる危険があります。必ず犬をコントロールできる付き添いの大人と一緒に行くようにしましょう。
特に、ひっぱり癖があったり、他の犬への興味が強いなどコントロールが難しい犬の場合は、引きずられやすくなるので注意が必要です。
雨の日は視界が狭くなるため、「光る首輪」などで目立つようにすることも重要です。別途ご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
「濡れない場所」に出かけることも必要
「時間」がある場合は、下記のような屋内施設を活用するのもひとつの手です。
- ペットショップ
- トリミング
- 動物病院
- ペット可のショッピングモール
- 屋内ドッグラン
- 屋根のある公園
- 高架下
雨にあたらずに歩ける場所を数か所見つけておくと、雨の日続きでも愛犬が濡れずに運動できるのでおすすめです。
梅雨入り後、ジメジメとした雨の日のお散歩は、飼い主さんも少し憂鬱な気分になって行きたくないかもしれませんが、基本的には犬が嫌がらないのであれば、できるだけお散歩をさせてあげましょう。
ただし、悪天候の場合や犬が嫌がる場合は無理に行く必要はありません。
雨の日は便利な犬用グッズを使えば、帰宅後のケアもラクになりますよ!
愛犬を水嫌いにしてしまう原因
愛犬を子犬のうちから迎え入れたご家庭は、手取り足取り一から「しつけ」や「お世話」をします。
子犬のうちから水に慣れさせ、そもそも水嫌いにならなければ、水嫌いの対策をする必要もありません。
そこで、愛犬の初めてのシャワーの時や水遊びの時に「してはいけないこと」をいくつかご紹介します。
- 湯船やプールに犬を放り込む
- 急にシャワーを勢い良くあてる
- 嫌がる犬を無理に水中に入れる
- 頭からシャワーをかける
初めてのシャンプーの経験は、水を好きになるか嫌いになるか、重要なタイミングです。
シャワーの勢いが強すぎると『皮膚に強く当たって痛みがある』、『シャワーの音に恐怖心を感じる』などがあります。初めてのシャンプーを楽しかった経験として覚えてもらえるように気をつけましょう。
何度かシャンプーをしていくうちに、犬の体質によって必要なケアが出てくるかもしれません。
特にミニチュア・シュナウザーは皮膚が弱い傾向があるため、入浴剤入りの湯船に入ってもらい体を流すことも効果的です。しかし、このようなときに、無理矢理に湯船などの水中に入れてしまうと嫌な記憶として残って水が嫌いになってしまいます。他の対策法を考えてあげましょう。
水が嫌いな犬も多いですが、顔が水で濡れるのを嫌がる犬はもっと多いと思います。顔に水をかけられる恐怖心と、目、耳、口などに水やシャンプーが入る不快感や痛みで水を嫌いになる事があります。シャンプーの際は顔は特に優しく、そして注意が必要になります。
水嫌いの「克服法」
愛犬の水嫌いを克服するための方法をご紹介させていただきます。
水に慣れさせる
愛犬が水嫌いな場合は、怖がっているのか、苦手なのか、何かのトラウマか、原因は様々だと思います。水はまったく悪いものでも怖いものでもない、と言うことを少しずつ理解してもらい、水に慣れていってもらいましょう。
いきなり浴室でシャワーや桶を使って、水に慣れさせるよりも、蒸しタオルで体や手足を拭くことから始めてみましょう。愛犬がタオルに対して抵抗がなくなってきたらタオルに含ませる水分を徐々に増やし水の感覚に慣れさせます。
もし愛犬が嫌がらないようであれば、霧吹きスプレーなどに水を入れて、水遊びをしてみるのも良い経験になると思います。スプレーの感触を嫌がる子もいますので注意しながら遊んでみましょう。
シャンプーの仕方を工夫する
犬が水を怖がらないシャンプーの仕方をしてあげましょう。水温は37度前後のぬるま湯で、シャワーの勢いは弱く、足元から徐々に濡らしていきます。シャワーヘッドは犬の体に密着させて動かしましょう。水に対する恐怖心が強いワンちゃんには、シャンプーの途中で休憩をいれ、おやつをあげたり、浴室へお気に入りのおもちゃを持ち込んで安心させあげると良いでしょう。
ミニチュア・シュナウザー向けのシャンプーの方法については、別途詳しく紹介しておりますので、こちらも併せてご覧ください。
愛犬の水に慣れる速度に合わせる
なかには家族として迎え入れた愛犬と、海やプールで遊ぶのが夢だった、と言うマリンスポーツ大好きな飼い主さんもいるでしょう。愛犬は海やプールなど大きな水は、もしかすると自宅のお風呂場の水より怖いものかもしれません。
無理に水辺に連れて行くと、水に対する恐怖心が強くなってしまうかもしれません。愛犬が海やプールなどの大きな水に自ら興味を持つまでは、遠くから海を眺める程度にしておきましょう。徐々に慣れてきて自ら水辺に近づくようになったら、ほんの少しずつ水遊びを開始して慣れていってもらいましょう。飼い主さんが楽しそうに遊んでいると「水遊び楽しい!」と思ってくれるかもしれません。
そもそも散歩が嫌いな場合は?
雨嫌い(濡れるのが嫌い)以外にも、愛犬が散歩を嫌がるのは、以下のような理由が考えられます。
- 外の世界に慣れていない
- 他の人や犬、大きな音などを恐れている
- 怪我をしている、または病気になっている
まだ散歩の経験がない子は、少しずつ外に慣れていく必要があります。また、周囲の人や犬を怖がらないようにする工夫も必要です。
以下では、犬が散歩を嫌がる原因をパターン別に紹介します。また、その中で外に慣れていない愛犬を散歩に慣らす方法などについても説明していきます。
ミニチュア・シュナウザーが散歩を嫌がる原因は?
犬が散歩を嫌がるのは、まだ外の世界に慣れておらず、散歩に恐怖心を感じていることが原因だと考えられます。
特に散歩経験の少ない子だと、外に不安を感じるのは当然のこと。少しずつ外の雰囲気に慣らしていく必要があります。
「普通の散歩はできるけど特定の場所で立ち止まる」といった場合は、特定の音や物を恐れているのかもしれません。特に他人との距離が近くなる狭い道や、工事などの大きな音がする場所は犬にとって怖いものとなり得ます。
また、今まで普通に行っていたのに急に嫌がり始めた場合は、病気や怪我をしている可能性も考えられます。
排泄物や普段の行動を観察し、違和感を感じるようなことがあれば動物病院への通院も視野に入れてみてくださいね。
ミニチュアシュナウザーの散歩嫌いを克服する方法は?
まだ外に慣れていない子は、少しずつ外の世界に慣らしていくことが重要となります。
そこでおすすめなのが、カートや抱っこでお散歩することです。
いきなり歩かせると、不安でどうしても先に進めなくなってしまいます。まずは外の空気に触れさせるところから始めましょう。少しずつ外の世界の空気を覚えさせていく中で、徐々に歩かせるようにします。
また他の犬や人を怖がってしまう場合は、なるべく人や犬が密集していない広めの道を散歩コースにしましょう。
ミニチュア・シュナウザーは警戒心が強いため、自分より大きい他人や自転車などとすれ違う際に強い不安を感じることも。できる限り余裕を持って人とすれ違える場所を歩き、怖がりそうな対象の前では抱っこしてあげるのが良いでしょう。
犬にとっての散歩は「心」と「体」の健康に不可欠
「小型犬に散歩はいらない 」という考えの方もいるようですが、体の大小に関わらず、犬にとって散歩は健康のバロメーターです。
特にミニチュア・シュナウザーは運動量が多いため、「散歩」は非常に重要な毎日の活動となります。
犬にとって「散歩」の効果は主に以下の4つがあります。
- ストレス解消
- 社会性の構築
- 筋力の向上
- 肥満対策
散歩先では、他の犬や飼い主以外の人と触れ合うことで、社会性を身につけていきます。
社会性が身についていない犬は、『物音に臆病』『人や犬に威嚇する』『留守番中に問題行動を起こす』など、犬の性格や行動に問題が生じます。
これらの問題行動は、ワンちゃんの責任ではありません。
散歩は運動という位置づけだけでなく、たくさんの犬や人と出会うことで、犬の社会性を身につける重要な役割を果たしています。
「小型犬だから」「散歩が嫌いだから」「シニア犬になったから」という理由で散歩をあきらめずに、その子に合った散歩の方法を試行錯誤しましょう。
【参考】飼い主の隣を歩く「リーダーウォーク」
ワンちゃんに引っ張られながら散歩している方を見かけたことはありませんか?
終始ワンちゃんに主導権を与えたまま散歩をしていると、「自分が行き先を決めてもいいんだ」と勘違いさせてしまい、より引っ張り癖が加速します。
また、ミニチュア・シュナウザーは力が強く、引っ張られた衝撃で飼い主が転倒する恐れがあります。そのため、ミニチュア・シュナウザーに引っ張り癖があるならすぐに辞めさせなくてはいけません。
引っ張り癖を解消するには、「リーダーウォーク」と呼ばれる飼い主の隣について歩くしつけを教えましょう。リーダーウォークがしっかりと身についていれば、散歩中の引っ張り癖だけでなく、急な飛び出しやほかの動物との喧嘩といったトラブルも未然に防げます。
まとめ
我が家では【うんちは丸二日以内に一回はさせる】【びしょ濡れは多くても週一回まで】をルールとしています。
愛犬の習性(特徴)を見つけることで雨の中でも散歩をしてくれるようになるはずです。
長雨続きの中、少しでも、愛犬のおしっこやうんちができなくて困っている方の参考になれば嬉しいです。
また、雨の日で散歩ができない場合は、我慢できずに家の中でおしっこをしてしまうケースもあると思います。
そんな場合の対処法も下記にてご紹介しておりますので、あわせてご覧ください。
加えて、愛犬と散歩をする上で、我が家が利用しているおすすめ散歩グッズのご紹介をさせていただきます。
こちらについても、あわせてご覧ください。
【緊急】愛犬に負担の少ない「シャワーヘッド」に交換してください!
日々のシャンプータイムは、愛犬にとっても、飼い主にとっても意外と負担になっている場合があります。特にミニチュア・シュナウザーは皮膚や被毛が敏感な犬種なので、シャワータイムは適切な頻度で、適切な方法で、適切な時間内でしてあげましょう。
しかし、シャワーって結構大変ですよね?
そんな時は、シャワーヘッドを変えるだけで、愛犬も、飼い主も、【負担少なく!ラクして綺麗に!節水も出来る!】ため、おすすめです!
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他のウルトラファインバブルシャワーヘッドとの違いは、 「ストレート水流」と「ミスト水流」をワンタッチで切り替えられる2WAY方式です。
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