ミニチュア・シュナウザーに興味があるけど、「上手く飼えずに後悔しないか不安」ではないですか?
「マンション暮らしだけど大丈夫?」
「しつけはしやすい?」
「運動量は多い?」
「ニオイは?」
愛犬とは、10年以上の期間を一緒に過ごすパートナーになるので、自分の「性格」や「ライフスタイル」に合った犬種を選びたいものです。
数ある犬種の中で、「ミニチュア・シュナウザー」もたくさんの魅力にあふれています。
しかし検索してみると、
「性格が悪い」「後悔」「大変」
など無視できないワードが出てきますが、それは何故なのでしょうか?
ミニチュア・シュナウザーの持ち前の「賢さ」や「頑固さ」から、上記のように後悔などを感じる方もいるようですが、実際にはしつけの問題がほとんどのようです。
私は、実際に「ミニチュア・シュナウザー」と暮らしており、飼ってみてわかった重要な情報がたくさんあります。
今回は、 今までの知識と経験をフル活用して、後悔しないための「ミニチュア・シュナウザー」 の基本的な性格や特徴、魅力についてご紹介させていただきます。
飼ってから「後悔」しないために、
ミニチュア・シュナウザーの「性格」や「特徴」について
チェックしておきましょう!
【まず結論から】
- ミニシュナに「主従関係」は逆効果
- 「信頼関係」を構築するための「しつけ」が特に重要な犬種
※ご安心ください!
愛犬の「しつけ」に不安がある方は、『こいぬすてっぷ』という子犬向け「しつけ」サポートもあります。
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ミニチュア・シュナウザーを飼うと「後悔」する?
検索してみると、ミニチュア・シュナウザーは「性格が悪い」「後悔」「大変」と出てきます。
ミニチュア・シュナウザーに限らず、犬を飼う上で心配なことは多くあります。
- なつく?性格が悪い?
- 運動(散歩)はどのくらい必要?
- 病気にかかりやすい犬種?
- お金はどのくらい必要?
ミニチュア・シュナウザーは、比較的体が丈夫で病気になりにくい傾向がありますが、運動量が多く、賢いため、しつけが重要という特徴があります。
持ち前の「賢さ」と「頑固さ」をこじらせてしまい、「後悔した」と感じる方もいるようですが、実際のところは、飼い主のしつけミスによるものが大きいようです。
人間の場合でも、「日本人は全員性格が悪い」「アメリカ人は全員性格が悪い」なんてことはないですよね?
しかし、「日本人は勤勉な傾向」「アメリカ人は自由主義な傾向」というものがあるのも事実です。
犬種でもそのような傾向はありますので、「ミニチュア・シュナウザー 」の基本的な性格の傾向についてまとめさせていただきます。
「犬は飼い主に似る」「飼い主は似てる犬を選ぶ」
どっちも本当だそうです!
ミニチュア・シュナウザーの「性格」は?
それでは、はじめにミニチュア・シュナウザーの「性格」についてまとめさせていただきます。
ミニチュア・シュナウザーの「性格の傾向」
ミニチュア・シュナウザーが言われがちな「性格の傾向」についてまとめさせていただきます。
- 賢い(聡明、従順、警戒心が強い)
- 頑固
- 勇敢(友好的、恐れ知らず)
- 活発
- 甘えんぼう(寂しんぼう)
※上記はあくまで傾向であり、ミニチュア・シュナウザーによっても「個体差」があることはご承知おきください。
ミニチュア・シュナウザーはどんな性格?
それぞれ詳しく見てみましょう!
賢い(聡明、従順、警戒心が強い)
ミニチュア・シュナウザーは、「自分で判断する」賢さをもつ犬種と言われています。
「とにかく厳しくする」「体罰を与える」といったしつけ方法が最も向かない犬種でもあるため、普段の生活や接し方が重要となります。
「主従関係」ではなく、良きパートナーとしての「信頼関係」を構築するためのしつけが重要ということですね!
ミニチュア・シュナウザーは人間の3歳程度の知能があると言われるほど賢い犬種で、「信頼関係」ができれば飼い主の言うことをよく聞いてくれます。
逆に、「しつけ」が上手くいかないと、吠え癖や噛み癖がついてしまったり、家に来たお客さんなどを追い返そうとする傾向があるそうです。
ミニチュア・シュナウザーの「賢さ」が分かる動画を別途まとめておりますので、参考にご覧ください!
頑固
もう一つ、よく言われる性格の傾向が「頑固」です。
我が家の愛犬も、「狙った獲物は意地でも離さない」、「嫌なことはやらない」という性格です。
靴下や、ペットボトルなど大好きなものを一回取られたら返してもらうのは大変です。暑い日や雨の日なども散歩を断固として拒否したりします。
「頑固さがわかる記事」と「雨の日の散歩の対処法」も別途ご紹介しておりますので、詳細は下記にてご覧ください。
YouTubeでも、我が家のミニチュア・シュナウザーの「頑固さ」をまとめておりますので、参考にご覧ください!
この頑固さを、「性格が悪い」「後悔」「大変」と思うか、
そんな一面も「かわいい」と思うかは人それぞれですよね。
もちろん私は、大変よりかわいいが勝ってしまいます!(大変は大変ですが)
勇敢(友好的、恐れ知らず)
怖いもの知らずで勇敢な一面もあります。
友好的で「人」や、「犬(時々野良猫など)」にも自分から挨拶に行ったりします。
大型犬にも動じず、対等に遊んでしまうこともありますが、体格が違うので注意が必要です。
高いところに登ってしまったり、重いものを引っ張って倒したり、水の中に飛び込もうとしたりもします。
いつも注意が必要ですね。でも、そこがかわいい。
活発
明るく活発で遊ぶのことが大好きな一面もあります。
また、我が家のミニチュア・シュナウザー「アル」ちゃんの場合は、天真爛漫な性格で、最初にペットショップで出会ったときに、他のわんちゃん達が餌の時間で一斉に吠え出している中、一人だけお腹を出して爆睡していたのを見て、この子を迎え入れようと即決してしまいました。
また、活発であるが故、たまにイタズラをすることもあります。
別途「我が家の愛犬のイタズラの例」もご紹介していますので、あわせて下記もご覧ください。
YouTubeでも、我が家のミニチュア・シュナウザーの「イタズラ」をまとめておりますので、参考にご覧ください!
YouTubeでも、我が家のミニチュア・シュナウザーの「好奇心」をまとめておりますので、参考にご覧ください!
甘えんぼう(寂しんぼう)
甘えんぼうで、寂しんぼうな一面もあります。
飼い主の膝の上に乗ってきたり、体をすり寄せて甘えてきたりします。
いっぱい構ってあげないとストレスを感じてしまうため、たくさん遊んであげる必要があります。
YouTubeでも、我が家のミニチュア・シュナウザーの「寂しんぼう」をまとめておりますので、参考にご覧ください!
ミニチュア・シュナウザーの「性格が悪い」と言われる理由
上記の「性格の傾向」からもわかる通り、ミニチュア・シュナウザーがもともと「性格が悪い」というわけではありません。
しかし、一部のミニチュア・シュナウザーの「性格が悪い」と言われてしまう原因として、以下のような事例があるようです。
- 何もしていないのに吠え続けられた(噛まれた)
- 一回何かを取られると返してくれない
- 言うことを聞いてくれない
本来の性格をこじらせてしまうとこのような大変な目に逢いやすくなります!
後悔しないためにも、しっかり対策しましょう!
ミニチュア・シュナウザーの「後悔しない」ための対策
自分の愛犬の「性格が悪い」と思われないために、ミニチュア・シュナウザーの性格の傾向に沿った対策をチェックしておきましょう!
「賢い」の対策 ⇒ 信頼関係の構築
前述もしたとおり、ミニチュア・シュナウザーは「賢い」がゆえに、飼い主との信頼関係が崩れると、わざと言うことを聞かなくなる可能性があります。
日ごろから「おすわり」や「ふせ」「まて」などができるように、『信頼関係』を構築しておきましょう。
主従関係を構築するために命令する「しつけ」ではなく、良きパートナーとして、ミニチュア・シュナウザーの危険な行為を阻止したり、社内化をサポートするための「しつけ」を心がけましょう。
同じ「しつけ」ではありますが、賢い愛犬には見抜かれてしまいます。上下ではなく、丁重に対等に扱ってあげましょう。
また、飼い主だけに従順すぎるような性格にならないように、子犬のころからたくさんの人に会わせることで、誰にでも人懐っこく、皆に愛される性格になります。
「頑固」の対策 ⇒ 愛犬の好みを把握
愛犬の「好きなもの」や「好きなこと」をしっかり把握し、頑固モードが発動して、何かを放さなくなってしまった場合は、代わりに差し出せるものを用意しておきましょう。(靴下を放さなくなったら、好みのおやつをあげて放してもらうなど)
「勇敢」の対策 ⇒ ふれあいを多く
「大型犬」や「人」への攻撃性が強くなりすぎないように、社会性を身に着けるため、日ごろからたくさんの人やワンちゃんと多くふれあいましょう。
また、興奮して攻撃的になってしまった時のために、日ごろから「おすわり」や「ふせ」などを習得しておきましょう。
「活発」の対策 ⇒ 長めの散歩
ミニチュア・シュナウザーは、もともと運動量が多い傾向であるため、「散歩」や「おうち遊び」などで、しっかり運動させてストレスを軽減させてあげましょう。
「甘えんぼう」の対策 ⇒ いっぱい遊ぶ
甘やかしすぎずに、しっかりと信頼関係を構築し、良きパートナーとして接しましょう。
また、たくさん一緒に遊ぶことで自分を見てくれていると安心し、満足いきます。(人間の子どもみたいですよね)
優秀な子ほど、グレると厄介ですので、根気強く「しつけ」をしましょう!
ミニチュア・シュナウザーの「多頭飼い」について
ミニチュア・シュナウザーが「飼い主以外と仲良くなれるのか」について、まとめさせていただきます。
「同居犬」との相性は?
ミニチュア・シュナウザーは初心者でも飼いやすい犬種ですが、前述の通り「頑固」で警戒心が強い一面もあるので、ほかのワンちゃんと打ち解けるには時間がかかるでしょう。
飼い主への愛情と自分以外のワンちゃんへの警戒心の強さから、ミニチュア・シュナウザーの多頭飼いは大変かもしれません。
「犬友達」や「飼い主以外の人」との相性は?
前述もした通り、ミニチュア・シュナウザーは明るくて人懐こい性格の犬種です。
しかし、警戒心が強いため、仲良くなるには時間がかかります。
そのため、散歩で出会った初対面のワンちゃんや家族以外の人間に対して、はじめから積極的になることは少ないです。
無理に近づけようとせず、ミニチュア・シュナウザーのペースで仲良くなるように見守ってあげてください。
「猫」との相性は?
ミニチュア・シュナウザーは多頭飼いに向かない犬種ということで、それは猫に対しても同じことが言えます。しかし、絶対に無理というわけではありません。
性格は個体差が大きいので、問題なく仲良くできる子もいますし、猫が先住の場合はうまくいくこともあるようです。
まずは相性を確認してみることをおすすめします。
うちのミニチュア・シュナウザーは猫が大好きです。
(ぐいぐい行くので猫には嫌われがち)
ミニチュア・シュナウザーは「どんな人」向きか
ミニチュア・シュナウザーは家族が大好きなので、極力一緒にいられる方が飼い主に向いているといえるでしょう。
逆に、一人暮らしなど家を留守にしがちな方が飼うと、ストレスを与えることになってしまうので、あまり向いているとはいえません。
人懐こいものの、警戒心が強いので初対面からいきなり仲良くしようとせず、ミニチュア・シュナウザーのペースに合わせて少しずつ距離を縮めていきましょう。
ミニチュア・シュナウザーの「特徴」は?
続いて、ミニチュア・シュナウザーの「歴史」や「身体的な特徴」について、ご紹介させていただきます。
ミニチュア・シュナウザーの「歴史」について
ミニチュア・シュナウザーは日本で6番目に多く飼われている非常に人気の犬種です。
※「JKC2021年度犬種別犬籍登録頭数」参照
原産国はドイツであり、ドイツ語で「あごひげ」という意味の「シュナウツ(schunauz)」が名前の由来です。
下記のように大きさ別に3種類に名前も分けられています。
- ジャイアント・シュナウザー
約40㎏
- スタンダード・シュナウザー
約20㎏
- ミニチュア・シュナウザー
約7㎏
その中で最も歴史が古いスタンダード・シュナウザーからネズミ駆除のために小型化して作られたのが、「ミニチュア・シュナウザー」です。
昔、ミニチュア・シュナウザーは、ネズミに噛みつき、くわえたまま振り回して駆除していました。そのときに、ネズミの反撃で傷つけられないように、目や口の周りの毛が長いと言われています。
血の名残か、我が家のミニチュア・シュナウザーさんも
いつも恐竜のぬいぐるみをブンブン振り回して遊んだりしています。
ミニチュア・シュナウザーの「運動量」について
エネルギーに満ち溢れており、小型犬の中では運動量が多い方で、走り回ることや、スキンシップが大好きです。
我が家の場合は、15~30分程度の散歩を1日2回しています。
近所の散歩(アスファルトの道)はテンションが上がりませんが、芝生が大好きで、近所の公園に行くとはしゃいで遊んでいます。
たまに、ドッグランに連れて行ってあげると大はしゃぎで遊んでいます。
ミニチュア・シュナウザーの「運動量」や、「散歩時間の目安」などをまとめた記事もありますので、あわせてご覧ください!
忙しくて散歩が大変と思う方がいるのも事実です。
「手放したい」「飼って後悔」と検索することもあるでしょう。しかし、手がかかるのは数年です。簡単に捨てるという選択をとらないためにも、事前に飼い主としての知識をつけておきましょう。
いつか愛犬が落ち着いて、散歩量が減ってくる方がさみしいと思うようになりますね。
「思ったより散歩が多くて大変」とならないように確認しておきましょう!
ミニチュア・シュナウザーの「被毛」について
ミニチュア・シュナウザーの「被毛」について、色の種類や特徴について、まとめさせていただきます。
毛色は5種類?
ミニチュア・シュナウザーの毛色は主に4種類です。
しかし、最近珍しい色も現れ始めましたので、そちらも併せてご紹介させていただきます。
ブラック
ブラック&シルバー
ソルト&ペッパー
ホワイト
ウィートン(レバータン)
まだJKCに認められていない非公認レアカラーです。
非常に稀で日本ではほとんど見かけませんが、ミルクティーのようなブラウン色をした子もいるそうです。
「シュナウザーキングダム」というシュナウザーが一堂に会するお祭り
ならレアカラーシュナウザーも見れるかもしれません!
毛色が変化する?
「ミニチュア・シュナウザー」は成長するにつれて、少しずつ色が変わっていく(退色という)傾向があります。
我が家は「ソルト&ペッパー」を飼っていますが、黒めの毛色からだんだん白っぽくなってきました。
色の変化も一つの楽しみですね。
我が家の愛犬の赤ちゃんから子犬の頃の紹介もしておりますので、参考にご覧ください。
YouTubeでも、我が家のミニチュア・シュナウザーの「赤ちゃん時代」をまとめておりますので、参考にご覧ください!
被毛はダブルコート?
ミニチュア・シュナウザーは「被毛の構造」にも特徴があります。
「フサフサな眉」と「立派な口ひげ」が特徴的でその表情からも賢さを感じることが出来ますが、
ミニチュア・シュナウザーの被毛は、「柔らかなアンダーコート」と「針金のようなやや硬いオーバーコート」の二層構造になっていることから、ダブルコートと呼ばれています。
通常ダブルコートの犬種は、換毛期がおとずれるとアンダーコートがごっそり抜けるので、抜け毛が非常に多くなります。
しかし、ミニチュア・シュナウザーの場合は換毛期がないので、抜け毛が極端に少ない犬種です。
抜け毛が少ないということは、逆に伸び放題になってしまいますので、トリミングや、シャンプーを定期的に行ってあげましょう。
抜け毛が少ない代わりに、トリミングやシャンプーが重要なんですね!
「皮膚にやさしいおすすめのシャンプー」について、別途ご紹介しておりますので、下記からご覧ください。
ダブルコートのミニチュア・シュナウザーは非常に暑がりさんでもあるため、気温が25℃以上あると、散歩中も座り込むようになります。
ミニチュア・シュナウザーの適温もしっかり把握しておきましょう!
また、お尻に「可愛いつむじ」があるという特徴もありますので、別途ご紹介させていただきます。
ミニチュア・シュナウザーの「体の大きさ」について
ミニチュア・シュナウザーのおおよその「重さ」と「体高」について、まとめさせていただきます。
平均重量
オス:5.0~8.2Kg
メス:4.5~6.8Kg
運動量が多く筋肉質であるため、小型犬の中では重い方です。
マンションで飼う場合は、【10Kg以下】などと定められていることもありますので、ちょうど良いサイズ感です。
ちなみに我が家のメスシュナウザーさんは8Kgです。(平均とはそんなものです。。。)
平均体高
犬の大きさは「体高」で表示するのが一般的です。
人の身長のイメージだと「体長」をイメージしてしまいがちですが、犬用の服などを買う場合には、愛犬の「体高」を目安にしましょう!
オスの平均体高:30~36 cm
メスの平均体高 : 28~33 cm
ミニチュア・シュナウザーの「平均寿命」について
12~14年
小型犬の寿命としては平均的ですね。
「ミニチュア・シュナウザーの寿命」については、別途詳細をご紹介しておりますので、下記からご覧ください。
ミニチュア・シュナウザーの「かかりやすい病気」について
ミニチュア・シュナウザーは比較的体が強く、病気にかかりにくい傾向と言われていますが、目、皮膚、膀胱の病気にかかりやすく、食いしん坊なため肥満になりやすいとも言われています。
特に下記の病気には気を付けましょう。
【1位】皮膚病
皮膚病の原因はアレルギー性のものやノミ・ダニなどの寄生虫、細菌の繁殖などさまざまです。皮膚病になると皮膚に炎症が起こりかゆみや脱毛などの症状が現れます。
しきりに体を舐める、咬む、肢で体や頭を引っ掻く、家具や床に体や頭をこすりつけるなどのようなしぐさが頻繁にみられた場合は、皮膚病の可能性があるので動物病院へ行くようにしましょう。
ミニチュア・シュナウザーの被毛は、ケアをおろそかにしていると毛玉ができてしまい皮膚病を引き起こす場合があります。ブラッシングをしながら定期的な皮膚のチェックを心がけてください。
皮膚病の原因によって治療法が異なるため、かかる費用に幅があります。長期間の通院治療が必要になる場合もあるので、一通院当たりの治療費が数千円でも最終的に治療費が高額になることも意識しておきましょう。
【2位】外耳炎
外耳炎の原因はさまざまで、カビの一種であるマラセチアや耳ダニ、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎などの皮膚炎との併発、腫瘍や異物などが外耳道に挟まるなどがあります。
外耳炎になると臭いのするベトベトとした耳垢がたまります。かゆみや痛みがあるので耳を引っ掻く様子を見せることが特徴です。放置していると炎症が奥まで広がり、中耳炎や内耳炎を引き起こす場合もあります。
通気性が悪いたれ耳の犬種がなりやすい病気です。たれ耳のミニチュア・シュナウザーは特に気を付けましょう。
外耳炎の原因は、上記の通りさまざまあり、その多岐にわたる治療法のため、かかる費用に関しても幅が生じます。数回の通院で治る場合もあれば、1年以上かかる場合もあるため、症状が治まるまでかなりの費用がかかる場合もあります。
【3位】尿結石
尿結石は、結石が尿道にとどまり排尿を妨げる病気です。尿結石になると、排尿時の痛みや尿が出にくい、血尿などの症状が現れます。結石が詰まって尿路が完全に塞がると尿を排出できなくなり、命にかかわる場合もあるので、早期治療が重要です。
特にミニチュア・シュナウザーは遺伝的に尿結石になりやすいと言われています。結石にはさまざまな種類がありますが、中でもシュウ酸カルシウム結石やストルバイト結石を発症しやすいようです。
結石は一度治っても再発しやすい傾向があるので、普段の食事に気を配り、水を多く飲ませるように心がけましょう。
尿結石の治療は、原則食事療法または手術で行われます。結石の種類や大きさ等に応じて治療法を選択しますが、結石がすでに大きくなっている場合には、手術で取り除くのが一般的です。
わが家のアルちゃんも2歳の時に感染性の「膀胱炎」になってしまい、
「尿結石」と「血尿」が出てきたことがあります。
薬と食事療法を行い、完治するまで2か月程度かかりました。
【4位】腫瘍
ミニチュア・シュナウザーは腫瘍性の疾患も多く、その中でも比較的多く見られる病気が「皮下腫瘍と乳腺腫瘍」です。乳腺腫瘍はメスの病気と思われがちですが、オスの場合でも稀に発症することがあります。
●乳腺腫瘍
腫瘍には良性と悪性がありますが、犬の乳腺腫瘍の場合は50%が良性で残りの50%は悪性と言われています。 乳腺腫瘍の原因は明らかになっていませんが、女性ホルモンが関係していると言われており、オスに比べてメスの発生率が圧倒的に高くなっています。
乳腺にしこりが見られることが特徴的な症状です。悪性の場合は転移してしまうので早めに動物病院を受診しましょう。
手術による腫瘍の摘出が一般的な乳腺腫瘍の治療法になります。摘出する腫瘍の大きさや数、必要となる入院期間などで費用は異なります。また、転移の確認のために定期的な検査を行う場合もあります。
【5位】眼疾患
ミニチュア・シュナウザーは眼疾患も多く、中でも「結膜炎」は頻繁に見られます。目の周りの毛が長い犬種は目に刺激を与えやすいので、結膜炎になりやすいと言えます。
また、若年時に白内障(若年性白内障)を発症しやすい傾向もあるので注意しましょう。
●結膜炎
シャンプーやゴミ、ウイルスなどの異物が目の中に入ることで結膜が炎症を起こす病気です。角膜炎やドライアイなど、もともと持っている病気で引き起こされる場合もあります。結膜炎になると痛みや痒みが出るので、涙が多くなる、充血する、前足で目を触るなど症状が現れます。
以上の治療費例のように、結膜炎は比較的短期間で治すことができる傾向にある病気ですが、原因によっては長期間の通院治療を要するケースもあります。角膜炎やドライアイなど、もともと持っている病気がある場合はその治療も合わせて必要になります。
ミニチュア・シュナウザーのかかりやすい病気と、治療にかかる費用を確認して、
いざというときに備えましょう!
健康のために、ミネラルウォーターを与える方もいるらしいのですが、その名の通りカルシウムなどの「ミネラル」が豊富なため、逆によくありません。
水道水にしましょう。
病気の予防に関しては栄養価の高いドッグフードを選択することで、対応することも可能です。
我が家の愛犬も「ロイヤルカナン」にすることで、おしっこがたくさん出るようになりました。
詳細は下記をクリックしてご覧ください。
我が家で愛用しているドッグフードの「ロイヤルカナン」についても、詳細にまとめている記事がありますので、あわせてご覧ください!
ミニチュア・シュナウザーの「健康診断」について
そもそも犬の健康診断は必要?
犬の成長はとても早く、小型・中型犬の1歳は人間のおよそ15歳にあたり、大型犬の1歳は人間の12歳にあたります。その後の成長は緩やかになり、1年ごとに小型・中型犬は4歳ずつ、大型犬は7歳ずつ年をとっていくと言われています。近年は犬も長寿になってきており、認知症や運動機能障害や運動機能の低下などの理由で立てなくなる、採食や排便・排尿が困難になるなど、介護が必要になるケースも増加しています。
こうした背景から、犬の健康に気を配る飼い主さんは多くなっていますが、犬は人の4~7倍の早さで老化します。動物病院に来た段階ですでに病状が進行していて、獣医師が手を尽くしても残念ながら愛犬を亡くしてしまうこともあります。
日々、飼い主さんが愛犬の全身をさわって異常がないかチェックすることは出来ますが、見えない場所で進行する病気や自覚症状の無い病気などもあるため、健康診断を定期的に行い、予防や早期発見に努めることが大切です。
健康診断を受けるべき頻度は?
健康診断は定期的に受けることが大切です。最低でも年に一度の健康診断を意識するとよいでしょう。小型・中型犬で年一度の健康診断は、人で考えたら4年に一度、大型犬では7年に一度ということになりますので、もし年間2回程度の健康診断をしても、決して多いわけではありません。小型・中型犬は7歳、大型犬は5歳になるとシニア期と呼ばれ、体に不調が出る可能性が高くなるので、半年に一度以上の健康診断を心がけるとよいでしょう。忘れないために毎年、健康診断に連れていく日を決めてしまうのもひとつの方法です。飼い主さんや愛犬の誕生日、もしくは春の狂犬病の注射やフィラリア予防のついでに健康診断を受けるのもおすすめです。
ミニチュア・シュナウザーを「飼うための費用」は?
ミニチュア・シュナウザーを飼う上で、何にどのくらい費用がかかるかの前に、「ミニチュア・シュナウザー」が他の犬種と比べて、一般的にどのような費用がかかっているのかをまとめさせていただきます。
少なめ | 少し 少なめ | 一般的 | 少し 多め | 多め | ||
診察料 | ★ | ケガや病気は少ない方 | ||||
ドッグランなどの施設費 | ★ | 犬より飼い主と遊びたい | ||||
洋服費用 | ★ | 暑がりで、身軽好き | ||||
餌代 | ★ | 小型犬の中では食いしん坊 | ||||
シャンプー&トリミング | ★ | 毛が抜けない反面、トリミングは必須 | ||||
しつけ・トレーニング | ★ | 賢いため、トレーニングにかける飼い主が多い |
※上記は小型犬から大型犬まで含めた費用のイメージです。
ミニチュア・シュナウザーを買うための具体的な金額は、下記のような結果となりました。
初期費用 :2.5万円(※ペット購入費は別)
月々の費用 :2万円
年間費用 :24万円
生涯費用 :200万円
緊急時の費用:10万円
「何にいくらかかるか?」などの詳しい説明は下記に記載しておりますので、あわせてご覧ください!
「お金で後悔」しないために確認しておきましょう!
ミニチュア・シュナウザーの「魅力」は?
ミニチュア・シュナウザーの特徴について、おわかりいただけましたでしょうか?
ここからは、私が実際に飼ってみて感じた「ミニチュア・シュナウザーならではの魅力」についてご紹介させていただきます。
とにかく賢い!日本語理解してる?
前述もしましたが、やはりミニチュア・シュナウザーはとても賢い犬種です。
原産国のドイツでは「人間並みの頭脳を持った犬」と言われており、人の言うことをよく理解します。一緒に生活している飼い主の生活行動をよく見ており、コミュニケーション能力も高いため、「空気の読める」犬種であることもミニチュア・シュナウザーの魅力のひとつと言えるでしょう。
夫婦喧嘩していると仲裁に入ってきたり、落ち込んでいると慰めてくれます。本当に人間の子どもみたいです。
ある日のこと。
そろそろ寝ようか。
ハウス!
と言っても目をそらして聞こえないふりをするくせに、
ハウスしないと、もうおやつあげないよ~~
と言うと、おやつをあげてなくても渋々ハウスしたりします。たまたまかもしれませんが、こういったことがよくあるというのは事実です。
また、我が家のミニチュア・シュナウザーさんはトイレを設置しただけで勝手にそこでするようになり、トイレに関しては「しつけ」というものが必要ありませんでした。
これについては、すべてのミニチュア・シュナウザーがそうということではないと思うので、参考程度とご認識ください。
全く臭くない。むしろ良い匂い
ミニチュア・シュナウザーは、前述した通り換毛期のないダブルコートのため、抜け毛や体臭が少ないことも魅力のひとつです。
生き物なので完全に無臭ではありませんが、全く臭くないどころか、昆布出汁のような良い香りで癖になります。(個人的見解)
ペットショップ等で試しに抱っこさせてもらえますので、ぜひお試しください。
他の犬種は、換毛期に大量の毛が抜け落ちます。掃除しても追い付かない時もあり、ソファーや床が毛だらけなんてこともあります。
その点、ミニチュア・シュナウザーは毛の一本も家に落ちているところを見たことありません。嘘に聞こえるかもしれませんが、衝撃の事実です。
その代わり、毛が抜けないので伸び放題になります。
毎月トリミングに行く手間やコストはかかりますが、それもまた楽しみの一つです。
小型犬ながら犬を飼う醍醐味を満喫できる
上記にも述べましたが、ミニチュア・シュナウザーは非常に賢いため、【お手】や【お座り】など簡単な芸であればすぐに覚えてくれます。
また、見た目以上に筋肉質で運動量も多く、散歩を満喫できます。飼い主さんの健康のためにも非常に魅力的な要素と考えられます。
毛も伸びやすく、トリミングの楽しみもあります。
【シュナウザーカット】【モヒカンカット】【テディベアカット】などカットのスタイルは数多くあり、モデルさんのように可愛く仕立ててあげましょう。
ちなみに我が家のミニチュア・シュナウザーさんは暑がりなので、年間通して【サマーカット】(いわゆる丸刈り)です。
結局これが一番可愛いかもしれません。
我が家の丸刈りシュナウザーをご覧ください。
一旦丸刈りにしても、1か月もすれば元通りのモフモフに戻りますので、ご安心ください!
まとめ
今回は、ミニチュア・シュナウザーの性格、歴史、特徴、魅力についてまとめさせていただきましたが、他にもまだまだたくさんの魅力が詰まってます。
もちろん我が家は、ミニチュア・シュナウザーを、「性格が悪い」とも「飼って後悔した」とも一度も感じたことはありません。
犬を飼いたいけど、どの犬種にするか迷っている方は、「ミニチュア・シュナウザー」も候補に入れてみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になればと思います。
また、今回は「ミニチュア・シュナウザー」の概要的なご紹介をさせていただきました。
別途、我が家の愛犬「アル」ちゃんの紹介や、我が家が数ある犬種の中から「ミニチュア・シュナウザー」を選択した理由などもご紹介しております。
より具体的な「ミニチュア・シュナウザー」の性格や特徴のイメージがつくと思いますので、ぜひあわせてご覧ください。
最後に、愛犬の「しつけ」に不安がある方へ
「しつけが重要」なのは、わかっている。
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